自動引き落としのモノ、本当に必要ですか?

買い物に行く、レジで支払いをする、という行為がある消費は「ああ、節約しなきゃなあ」とか「こんなに使っちゃった」という感情を持てるのですが、勝手に銀行口座から引き落とされたり、クレジットカードに請求されたりするものは、その感情が持てません。ここに壮大な無駄が潜んでいるようです。

家計簿で記録をつけることと平行して、2017年の2月~4月に、自動継続サービスの見直しを行いました。

クレジットカードの明細はWeb明細にしていましたので、そこから3ヶ月分ぐらいダウンロードして、Excelで一行ずつ「不要な支払い」かどうかを見て黄色くハイライトしていく、という作業を繰り返しました。

  • 見てない動画サービス
  • 3ヶ月無料のサービスの解約忘れ
  • 大昔使っていたプロバイダ
  • 行っていないジム
  • もう端末をなくしてしまったモバイルWifi
  • 10年前のカードローンの返済

いやあ、もう、真っ黄色ですよ!

登録してからの期間が長いものはIDやパスワードが分からず、その再発行をしてもらったりしましたので、時間もかかるし、神経すり減る大変な作業でした。

黄色が少し減ったところで、逆にどうしても必要なものは赤色にハイライトするようにしてみました。水道、電気、ガス、NHKは必須だけど、WOWOWとかはなくてもいいかなみたいな判断基準です。必要であれば再度登録すればいいと思い、色のつかなかったものもどんどん解約をしていきました。

3月ぐらいにはもう削れないな、というところまでできましたので、今度は必須なものの内容の見直しに入ります。携帯、住宅ローンの見直しです。これまた結構大変でしたので、別エントリーにしたいと思います。 もろもろ解約祭りの手続きが終わったのが4月に入ってからですが、実際に引落金額が減ったのは、そこからさらに2ヶ月後の6月になってからです。サービスを停止しても、最終月の請求が翌月にされて、クレジットカードの引落はさらに翌月、という形のものが多かったのです。これだけ頑張ったのになぜお金が出ていくんだー!とかなり焦りました。

最終的には毎月20万円以上あったクレジットカードでの支払いが、今は7万円前後になっています。10万円以上の節約、といえば聞こえはいいのですが、10万以上無駄遣いをしていたということですね。ほんとに凹みました。。

自動引き落としのものの見直しは、一度徹底的にやってみるといいと思います。そしてこの1月、もう一度見直しをかけています。一度やると効果は持続的なんですが、状況が変わると「必要/不要」も変わりますので、定期的に見直した方が良さそうですね。