家計簿はデジタルで一円単位で記入した方が気分がいい

当初、どうやって家計簿をつけるか悩みました。どうやら世間では手書きでフォトジェニックな家計簿が流行っているらしい、袋分けやらクリアファイルを使うともう10万貯まるらしい、とかは分かったのですが、自分は字が汚くて電卓が苦手なので続かないのは明白でした。

パソコンでExcelで自作も考えましたが、入力が簡単なのはどうやらiPhoneアプリでレシート撮影ってやつのようです。

1週間分いくつかのアプリで試してみましたが、記録を付けていくのにはZaimが良さそうだ、ということで、これを1年間通して使用しました。今のところ、私とZaimは相性が良さそうです。

とりあえずレシートを撮影してみる、カテゴリはデフォルトのままで「こんな感じかなー」ってところに入れてみる、ということを1ヶ月ぐらいまずは続けました。Zaimをどう使ったかは今度まとめますね。

本題はこちら。 家計簿を「一円単位」で付けると「続かない」という論をよく見かけます。「百円単位」とか「千円単位」とかのほうが続くというのが「一般論」的に書かれていますが、果たしてこれは本当なのでしょうか。一円単位と百円単位でメリット・デメリットを考えてみます。

【一円単位】 (メリット)レシートを見たまま記入できる。財布の残高とぴったり合う。全ての支出が管理できる。 (デメリット)集計が大変

【百円単位】 (メリット)入力の時キーを押す回数が少ない。集計が楽。大枠はとらえられる。 (デメリット)端数が出て気持ち悪い

「集計が大変」っていうのは大きな問題です。「大変」とか「手間」だったりすることが継続の最大の敵ですからね。「端数が出る」問題は気にしなければいいのかもしれませんが、気持ち悪さを抱えても継続するのは難しいかなあと思います。

どっちものメリット総取りするような、「レシートを見たまま記入」できて「残高がぴったり合」って「集計が楽」なことはできないのでしょうか。これはアプリや表計算ソフトなどのデジタルを使用することでを実現できそうです。

実際、1年間続けるために工夫をしたのは、アプリ(Zaim)の使い方でした。入力はレシート撮影、集計も後から電卓とかExcelを使わないでいいようにカテゴリを大修正しました。

もう一つ工夫をしたのが、カテゴリごとにレシートが分かれるように会計をすることです。

あれもこれも1回の会計にしてしまうと、明細ごとにカテゴリ分けをしないといけないのですが、買うお店を分けることでレシートの記録はレシート1枚の合計額だけ記録すれば良くなります。

食品はここのスーパーとコンビニ、消耗品はドラッグストアなど、買い物をするお店をざっくり分けています。スーパー一つで済ませたければ、先に洗剤とかだけかごに入れて会計をし、その後食品だけかごに入れてもう一度会計をする、ということもします。

ということで、「一円単位でZaimで記録」「レシート1枚で1件記入」というのが私に合ったやり方でした。2018年もこの方針は続けていこうと思っています。