お金の全てが見えている状態は心の平穏を連れてくる

今現在、お金の整理を1年かけて行った結果、自分に関わるお金の状態が見えている感じになりました。 どのぐらい見えているかというと、、

「家計管理」過去~直近1年後ぐらいまで

  1. 直近の全ての入出金
  2. 今月の引き落とし予定
  3. 今年1年間のお金の出入りの予定

記録をきちんと付けることで、将来の支払いが見えるようになったのは大きな収穫でした。行き当たりばったりの頃は、常に「来月大丈夫かな?」という不安を抱えていましたが、今の収入であればこの支払いは問題なくできる、とか、この金額なら買っても問題がない、という確信があるだけでもかなり安心です。

生活防衛費」1年~3年後ぐらいまで

  1. 突発的な支払いがあった場合にいくらまで出せるのか
  2. 病気やケガなどで休職状態になった場合に何ヶ月生活を続けられるか
  3. リストラなどで収入が全て途絶えた場合に何ヶ月生活を続けられるか
  4. 何かあった場合にどこのお金から使えばいいか

ここについてはあんまり論じられていませんが、投資されている人たちがよく使う「生活防衛費」の考え方に近いような気がしています。これがはっきりしたことによって、比較的近い将来の不安を取り除くことができました。いずれこのあたりをどう考えるか書いてみたいと思います。

「ライフプラン」10年~30年後ぐらいまで

  1. 自分が年金生活になった場合、どのぐらい生活費として使えるか
  2. 何歳まで働いて収入を得ればいいのか

ここはファイナンシャルプランニング的な観点になるのだと思います。いわゆる「ライフイベント」ってやつですね。独身でマンション持ちで、親は既に自立したリタイア生活に入っていますので、私に残っているライフイベントは「会社の退職」「老後」というところが大きいものになります。

「老後破産」とか、いやな言葉をよく目にしますが、私の場合はとりあえず70歳まで働けばその後困ることはなさそう、というのがはっきりしただけでも心強いです。もちろんその前にリタイア生活に入れるといいと思いますし、投資や貯蓄でそこを狙いたいと思います。

お金の「見える化」によって、数多くの安心を手に入れることができたと思います。不安というのは根拠のない所からわき出てくるんだなあとも思います。