固定費と変動費の定義を疑ってみる
家計簿とか家計管理の本を見ていると、「固定費」と「変動費」と「特別費」って言う言葉がよく出てきます。
最初の頃に読んだ「正しい家計管理」という本(この本はオススメです!)では、「管理可能」「管理不能」という言葉を使っています。
「電気代」っていうのは「固定費」でしょうか、「変動費」でしょうか?「毎月金額が変わるもの」を「変動費」としていると、「電気代」は「変動費」になりますね。
でも、電気代は毎月支払ってるし、0になることがありません。なので、私は「固定費」として管理することにしました。
これを一つずつ「これは変動費かなー」「こっちは固定費かも」とか考えるのって結構大変です。
なので私は「自動引き落とし」されるものを「固定費」「自分で会計をする」ものを「変動費」とすることにしました。同じようなもので引き落としも会計もするようなものもあるんですが、1つでも自動引き落としされるものがあるならば、「固定費」側で管理をすることにしました。
ということで、私は(今のところ)次のような項目分けで管理をしています。
変動費
- 食費
- 消耗品費
- ペット費
- 自分の小遣い的な買い物(交際費、服飾費、書籍、習い事などを含む)
固定費
- 交通費(電車、バス)
- クルマ費(ガソリン代、高速代、駐車場代)
- 医療費(定期的な通院、突発的な通院、定期的なマッサージ)
- 水道光熱費
- 通信費(固定電話、携帯電話、月ぎめサービス)
- 生命保険
- 住居費(住宅ローン、管理費)
この分け方に落ち着くまでに1年かかりました!12月にも項目を見直して過去データも全部変更をしています。紙の家計簿で過去のカテゴリ分けを変更するのって、もう一度ノート1冊分書き直さないとできないんですよね。過去のデータを別の視点で見直すことができるのが、デジタルの最大のメリットです。
ほぼ、上記の名前でZaimのカテゴリを設定しています。今のところこの管理で快適に過ごせています。家計簿アプリにあるカテゴリーをそのまま使うのではなく、自分に合ったカテゴリーを考えることって、結構大事なんじゃないかと思いました。